先日、大型で強い台風が沖縄上陸し、今までにないほどの台風被害を受けました。
特に我が家は、小さな子供がいるので大変でした。
赤ちゃんや幼児がいる家で停電、断水になると本当に困ります。
実際、今回の台風では、沖縄全土のたくさんの家庭が、停電、断水になりました。
子供のいる我が家も、これだけの台風被害に合って初めて「台風前にこれを準備しておけば良かった」と思ったものがたくさんありました。
それらは全て、台風が来てからでは間に合わないことばかりでした。
そこで、今回の台風を経験した我が家が、しておけば良かった台風対策13選をご紹介します。
Contents
【台風対策】子供がいる家庭で台風前に準備しておくべきこととは?
今回の台風で停電した我が家が体験したことを元に、台風が来る前に知っておいたほうが良いこと、準備しておいたほうが良い台風対策グッズなどを、台風体験者の声を交え、台風対策で家でできることをご紹介していきます。
これから台風が接近する地域のみなさんにぜひ参考にしていただき、台風対策は万全か、今一度ご確認いただければと思います。
ミネラルウォーター
台風で飲み水の予備が無くなりそうだったのでスーパーに行ったら閉まってた。唯一開いてたコンビニにいったら、2リットルの水はすでに売り切れ。みんな考えることは同じか。もっと水買っとけば良かった。ヤバい。
赤ちゃんのミルクを作るお水を危うく切らすところでした。離乳食も西松屋でもっと買っておけば良かった。台風でこんなにお店が閉まるとは。
台風の最中、スーパーやコンビニの棚から先に消えたのは、菓子パンやミネラルウォーターでした。
今回の台風では、停電だけでなく断水になった地域がたくさんありました。
夏なのに、エアコンも扇風機も使えなくて、暑いし、喉が乾くし、飲み水が尽きてしまうと熱中症になる可能性もあります。
食べ物は何とかなりますが、飲み水だけは、台風前に多めに買い込んでおくべき。
子供のいる家庭ならなおさらですよね。
ミネラルウォーターは家族みんなで飲むと思ったよりすぐ無くなるので、かなり多めに買っておきましょう。
パックごはん
台風対策をあまりしてなかったところに停電断水になり、ご飯難民になりました。せめて米だけでもと思い夜コンビニへ行ったけど、サトウのご飯はすでに売り切れ。早く買っておけば良かった。
台風で外出できない間、パックご飯が便利でした。ご飯さえあれば家族みんな何とかなるってわかりました。台風前にもっと買っておけば良かったです。
我が家では停電中に、パックご飯、レトルトのカレーなどが大活躍でした。
停電で炊飯器や電子レンジが使えなくても、コンロと鍋で、このパックご飯を温めて、家族みんなで食べました。
最近のパックご飯は、炊飯器で炊いたご飯に負けないくらい美味しいものが増えていています。
スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどでも購入できるので、台風で売り切れる前に、家族分、なるべく早めに買い込んでおきたい商品です。
大きめのクーラーボックス
停電で冷蔵庫が使えなくなるなら、実家にあるクーラーボックスを持ってきとけばよかった。もう暴風雨が強すぎて一歩も外に出られない。どうしよう。。
停電が長引き、冷蔵庫の中のものが全部ダメになりました!復旧もいつになるかもわからず、小さな子供もいるので、本当に不安でした。
停電になると冷蔵庫が使えなくなります。今回の台風では停電が何日も続いたため、冷蔵庫と冷凍庫の食材は全てダメになった家庭が多かったようです。
キャンプ好きな方ならクーラボックスを持っていると思いますが、一般家庭でも災害対策として一家に一台くらいは持っておきたいですよね。
我が家では、車のトランクにおいていて、スーパーで買い物したナマモノを持って帰る用に使っています。
今回の台風でも大活躍してくれました。
ペットボトルを凍らせておく
停電で冷蔵庫が止まって3日。冷凍庫の氷も溶けた。冷蔵庫が使えないのは本当に困る。早く復旧してくれー
停電中、もっと氷が欲しかった。台風が来る前にもっと冷凍庫で氷を作っておけば良かった。まさか停電がこんなに続くと思ってなかったので。
保冷剤を凍らせておくのも良いのですが、おすすめは水のペットボトル。
停電しても、凍らせたペットボトルなら、クーラーボックスに入れて氷として使えて冷蔵庫代わりになります。
氷が溶けてもそのまま飲み水になります。
コツはペットボトルの水を少しだけ減らしてから凍らせること。満タンのままだとペットボトルが膨張してパンパンになってしまうので。
何本か凍らせてクーラーボックスに入れておけば、溶けずに結構持ちます。
モバイルバッテリー
夜中に停電して、携帯電話のバッテリーがどんどん無くなっていき、とうとう充電切れになってしまいました。不安でしかない。
モバイルバッテリーは持っていたけど、フル充電するの忘れてて、すぐバッテリー切れ。いつ停電するかなんてわからないから、スマホもバッテリーも早めに充電満タンにしておくべきだった。
停電になると、もちろん電気が使えません。
いつ復旧するかもわからない。
そんな時、予備のモバイルバッテリーがあれば安心。
台風が来る前にフル充電しておきましょう。
台風などの災害のときは、モバイルバッテリーは何個か持っておくか、大容量のものを買って置いておくことをおすすめします。
家族が多い家なら、人数分あったほうが良いです。
夜、携帯電話が使えなくなったら、台風情報も入らないし、暴風雨の音の中、家族で不安な一夜を過ごすことになってしまいます。
ポータブル電源
台風が来る前にポータブル電源を買いに行ったら売り切れてた。今回はめちゃくちゃ売れてるって店員さんが言ってた。今からネットで注文しても台風で物流がストップするし、間に合わないよなぁ。。
旦那さんがキャンプが好きでポータブル電源を持っていて助かりました。スマートフォンの充電も余裕だったし、停電中の夜も扇風機も回せて、子供も熱い思いをしなくて済みました。
モバイルバッテリーでは容量が少なくて不安な方には、ポータブル電源がおすすめ。
ホームセンターなどでは、今回の台風で、かなり売れたそうです。
子供がいたり、家族の人数が多い家庭では、停電したときに大活躍間違いなし!
懐中電灯・ランタン
停電するなら、懐中電灯と、予備の電池を買っておけば良かったと後悔。電池式のキャンプ用のランタンもあれば良かったな。
100均でLEDの懐中電灯を3つ買っておいて良かったです。でも、ランタンタイプのほうが実際は役に立つかも。料理するときも食べる時もテーブルに置けるし便利。
懐中電灯も良いですが、ランタンなどのテーブルに置けるタイプのものが役に立ちます。
ロウソクは、小さな子供がいるので火事の可能性もあり、我が家では危険でした。
実際に今回の台風でもロウソクの火が原因で火事になり、亡くなられた老人の方がいたそうです。
LEDのランタンは結構明るいので、テーブルで使うほか、真っ暗の中何かを探したり、トイレに行くときなどにも便利でした。
100円ショップなどにも売っているので、何個か買っておきたいアイテムです。
カセットコンロ・カセットボンベ
台風予想以上の強さ。ずっーーーと停電。オール電化辛い。ガスコンロ準備しとけば良かった。
カセットコンロが役に立ちました。台風で停電中、簡単な料理は全てこれで作りました。
オール電化の家だと、停電になると料理ができなくなります。
ガスボンベ式のカセットコンロを用意しておけば、停電時でも、簡単な料理はできます。
我が家では、レトルトのカレーを温めたり、目玉焼きを作ったりして、子供はキャンプしているみたいで楽しんでいました。
ただし、カセットコンロのボンベは意外とすぐガスがなくなります。
多めにストックを購入しておいたほうが良いです。
台風の時にスーパーでカセットボンベを買っている人をたくさん見たので、いざという時に売り切れてたら使えなくなります。
ポータブル扇風機
停電になり、クーラーも扇風機も使えず、蒸し暑くて眠れませんでした。おまけに断水でシャワーも浴びれず。ポータブルの扇風機買っとけば良かった。
友達にプレゼントしてもらっていたミニ扇風機が大活躍しました。クーラーが使えないので夜暑かったのですが、ミニ扇風機のおかげで子供もぐっすり眠れました。
夏場の停電時では、電池式もしくは充電式のポータブル扇風機があれば凄く助かります。
今回の沖縄の台風では、夜停電して、エアコンも扇風機も使えない上、外が暴風すぎてとてもじゃないけど窓も開けられず、暑い夜を過ごした人が多かったようです。
100円ショップにも「ミニ扇風機」「ハンディーファン」などが売られています。
USB式のものは、モバイルバッテリーが必要ですが、これがあれば便利です。
最近ではファンの後ろに保冷剤を入れて冷風にできるものもあります。
今回我が家でも、夜中に暑かったので、2歳の子供に使い、大活躍しました。
夏場の停電時、小さなお子さんのいるご家庭などでは、かなり活躍してくれますよ。
折りたたみポリタンク
停電は想定していたけど、まさか断水になるなんて。ペットボトルの飲み水はあるけど、洗濯とか用に、お風呂に水を溜めておけば良かった。せめてバケツとか。
ポリタンクは場所を取るので家に置きたくないですが、キャンプ用の折りたためるタイプのポリタンクは便利でした。もっと何個も買っておけばよかった。
今回の台風では、停電だけでなく断水になった家庭も多く、何日もそれが何日も続いて困っている人がたくさんいました。
100円ショップでも買える便利グッズ「折りたたみポリタンク」があります。
これは元々キャンプ用品なのですが、台風災害時にはポリタンクとして使えます。
しかも、コンパクトに折りたためるものなので、保管も邪魔になりません。
水道が使えるうちに、ポリタンクに水をためておけば、断水の時に活躍してくれるので、台風対策グッズとしては、かなりの優れものだと思います。
無い場合は、2リットルのペットボトルの空いたやつに水道水を何本も置いて備えておきましょう。
浴槽に水をためておく
人生で初めて給水車に並びました。200メートル以上の列、でも35分ほどでもらえました。1人2袋までのルール(一袋6リットル)なので少しでも多くもらいたい方は、家族総出で行くと良いです。
断水で水道が止まって、洗濯ができないのが困りました。お風呂に水を張っておけばよかった。
台風で断水になった地域がたくさんありました。
何日も断水して、生活用水に困り、給水車がくる場所もありました。
台風が来る前に、洗濯も済まして、早めにお風呂に入っておきましょう。
そして、浴槽にお水をためておくと、断水になった時にも、たっぷりお水が使えるので、いざというときのために、前もって準備しておきましょう。
ガソリンを満タンに!
車の燃料切れの話題が身近で多く聞くので、風雨の間で急いで満タン給油してきました。すでにスタンドも閉まっている店もありました。
今回の台風では、何日もガソリンスタンドが閉店していて、ガソリンを入れることができず困りました。
台風前も、台風が過ぎた後も、ガソリンスタンドは大行列になっていました。
できるだけ早く、台風が来る前に、車のガソリンは満タンにしておきましょう。
台風が来てからでは間に合わないので。
今回の沖縄では、停電断水で家があまりにも暑くて、車の中でエアコンをつけて一晩過ごした方もたくさんいたそうです。
緊急時に避難することもあると思うので、台風が来る前に、できるだけ早くガゾリンを満タンにしておくことをお勧めします。
車を避難させる
台風で飛んできた居酒屋の看板が車に直撃してへこんだ。
ドアミラーをたたんでなくて台風の強風で軸がずれたらしく、ミラーの調子が悪くなった。
今回の台風では、沖縄でかなりの強風が吹き荒れ、車が何台も横転していました。
信号機が曲がったり、バスケットゴールが折れたり、看板や車のバンパーなども飛んでいました。
沖縄ではそんな強い風から愛車を守るために、台風が来る前に、平面駐車場から有料の立体駐車場へ非難させる人が多いです。
立体駐車場に置くと、物が飛んでくるのを防げるだけでなく、海からの潮風で塩害を受け車が錆びてしまうのも防げます。
車が心配な方は、できるだけ被害を受けないよう対策をしておきましょう。
まとめ
今回ご紹介した台風対策はいかがだったでしょうか?
実際に大型の台風が直撃し、停電を経験した我が家が、「これだけはやっておいたほうがいいと思う台風対策」を厳選しました。
停電や断水は、突然やってきます。
でも、なってからでは遅いです。
停電断水で外に出られず、買い物もできず、本当に何も出来なくて困っている人をたくさん見ました。
特に赤ちゃんや幼児などがいる家庭では、しっかりと台風に備えて準備しておかないといけませんよね。
台風対策は早めにやれば、簡単に家でできることばかりです。
「対策しとけば良かった」とならないように、出来る限りの準備をして、災害から家族を守りましょう!
これから台風が近づく場所に住まれている方は、準備万全で、どうぞご安全に!
台風の被害がないことを心からお祈りしています。
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